聞こえのご相談会

2月最終の土・日は恒例になりました。メガネのいとう本店で「聞こえのご相談会」を開催しますので、金曜日の夕方から最終的な準備を始め、お客様をお迎えする準備が整いました。

普段は2階のコーナーで補聴器に関するご相談を承りますが、相談会は3階で行いますので1階からエレベーターをお使いください。

今週末の天気予報は雨模様です。

私たち認定補聴器技能者とメーカーから専門スタッフも来店されます。聞こえに不安をお持ちのお客様のご相談をお待ちしております。  

ご家族から見て


一般的老人性難聴と呼ばれる難聴は長い時間を掛けて徐々に聴力が落ちてくることが多く、軽い難聴になられても気が付かれない場合が多くあります。
一緒に暮らすご家族の方は時々嫌な思いをする事も実際にあります。

軽い難聴がある場合、何度も聞き返すのも悪いと思い何を言われたのか理解できてなくても、取り敢えず「ハイハイ」と返事をしてしまう事が多くあります。
翌日に昨日の事は「聞いてない。言われてない」と言われる場合もあります。
言われた方はカチンと来ますよね!(実際の体験から)

ご家族から様子を見て下記のような事が時々ありましたら耳鼻科に行かれ聴力検査をお奨めいたします。

*テレビの音が少し大きくして見ている。

*声を掛けても返事をして貰えない事が多くなってきた。

*聞き間違え、返事をして貰ったのに理解して貰えなかった。

*チャイム、電話、アラームが鳴っているのに気が付かない。

*聞き返しが多くなってきた。

*話した事と全く違う返事が返ってくる。

いかがですか?当てはまる項目がございましたら聴力の低下をを疑ってみてください。
  

猫の日ですが

今日は平成22年2月22日でニャンニャンニャンの猫の日です。私も猫を飼っていた事がありますが、音がすると大きな耳が左右微妙に動き音源と音の種類を判別するのでしょうね、自分にメリットのある音、危険な音をいち早くサッチして行動を起こしていた記憶があります。長生きした猫は難聴にならないのでしょうか?犬は難聴になるようですね。

私達は他人の耳を借りて聞く事が出来ないので、ご自身では難聴なのか正常なのか判断しにくい場合もあると思います。そんな時、ひとつの目安になるのではと思い、聞こえのチェックをご紹介いたします。

オーティコンさんのホームページに「最近、聞こえにくい」と感じる方へという項目で聞こえのチェックページがあります。
その中か一部をご紹介いたします。

*話し相手の言う事がモグモグして聞こえにくい、声が小さすぎて良く聞こえない事がありませんか?

*大勢の人の中での会話についていくのが難しくなっていませんか?

*人と長く話していると疲れたり、いらいらしませんか?

*人と話しているとき、周囲の雑音が気になりませんか?

*テレビの音を大きくしないと聞こえない事はありませんか?

*家族や友人から、会話の時の声が大きくなったと言われませんか?

*「西田さん」を「石田さん」に聞き間違えるなど、子音がはっきり聞こえない事がありませんか?

いかがでしたか?詳しくはオーティコンのホームページをご覧下さい。

http://www.oticon-jpn.jp/hearing/checkself/index.html


  

外出も楽になり

2月も下旬になり、まだ朝夕はの気温は氷点下ですが日差しも強くなり日中は暖かく感じるようになりました。やはり寒いと外出するのも1日延ばしになりますが早春のこの時期になるまで、少し聞こえが悪くても辛抱していたお客様が来店されます。

聞こえの微調整のお客様も多いのですが、補聴器本体のクリーニングとレシーバーに耳垢が進入を防ぐ部品の交換にお見えになられます。
暖かくなり活動的になる季節ですから、最近のデジタル補聴器の試聴のご希望されるお客様も多くなってきました。数年前の機種から最新のデジタル補聴器を試聴されると言葉の明瞭性が上がり聞こえやすくなるとと高い評価を頂いております。

補聴器自身、毎年買い換えをする商品ではございませんので、試聴をされて検討されるのがベストではと考えています。
  

聞こえの

3月3日は何の日?とお尋ねしますと「ひな祭り」とお答えされる方も多いと思います。カレンダーにも「ひな祭り」と書かれていると思いいます。
もう一つの記念日、3月3日は「耳の日」でもあります。耳の日を前にメガネのいとう本店では「聞こえのご相談会」を2月27日(土)、28日(日)の両日実施いたします。

お使いになっている補聴器のメーカーを問わず、クリーニング・除湿などのメンテナンスを致します。お使いの補聴器をクリーニングするだけで聞こえが良くなる場合もございます。お気軽にご来店下さい。

聞こえに不安をお持ちのお客様、補聴器とはどの様な物か、どの様に聞こえるのか試すのに絶好のチャンスです。一度デジタル補聴器を体験なさってみませんか?

聞こえのご相談会期間中の特典として、パナソニック補聴器用電池、1人2パックに限り、1パック525円で販売いたします。皆様のご来店をお待ちしております。
  

聞こえの大切さ

朝日新聞の投稿欄に「耳の役割は大きかったんだ」が掲載されてました。簡単に内容をご紹介致しますと三重苦のヘレンケラーは、「もしひとつだけ願いが叶うとしたら?と聞かれ耳と答えた。」という投稿者本人も耳が聞こえない立場から「聞こえる」は「見る」に勝のだろうか。という事を考え続けて来たそうです。

ヘレンケラーが生きていた時代の情報は耳からでした。テレビやインターネットの普及した現代は目からの情報が増えてきました。だが本来、暮らしや自然の中で、「耳」の役割の大きさは計り知れないものだと思うのです。と結んであります。

ここ10年くらいの間に急速に携帯電話が普及してパソコンよりも小さな文字で情報をえていますが、耳からの情報は投稿された人が書かれた通りに自然の音、生活を彩る音も聞こえて来ます。雪解けからの小川のせせらぎの音、ウグイスの鳴き声から鈴虫の鳴き声まで長野は自然の音も豊です。

聞こえに不自由になりますと会話が少なくなり社会の中から孤立してしまう事も多くなります。人とのつながりには会話が大切なファクターだと思います。
  

春の新製品・新色

Posted by ウサギの耳. 2010年02月15日17:58 | Comment(0) | 補聴器
補聴器の業界紙には昨年、各メーカーから補聴器の出荷台数の統計が発表されています。高齢者が増加傾向にあるのですが補聴器の出荷台数は横ばいのようです。

高機能のデジタル補聴器を低価格帯で販売してメーカーも多くなってきていますが、やはり補聴器は高額商品ですので景気低迷で出荷数も伸びない様です。

店頭で、お客様のお話をお聞きすると補聴器が壊れても修理をして長く使いたいというお客様が以前より増加傾向にあるようです。そんな中、この春に向けて新製品を発表しています。
シーメンス補聴器から高出力タイプ「NITRO SP」。オーティコンからは子供向けの補聴器「サファリ」などすでに発売し始めた機種もあります。
4月より女性にターゲットを絞った新色パールホワイト・ピンクをまとったパナソニック補聴器の「おんわモデルJJ」なども発売されますので、ご期待下さい。
  


フリーペーパー

長野市周辺の情報が満載されているフリーペーパーの「ながの情報」3月号が早速、店頭に届きました。

今月号は長野市にも「春」を感じさせる特集が掲載され、”ひなまつりイベント情報”では松代町から湯田中までの地域別にひな祭りイベントが掲載されテレビなどでで紹介されない地元の長く受け継がれているお祭りも多いのではと思われます。

そして今月のスイーツ特集は苺ショートケーキです。
定番だと思われますがオリジナリティー豊かなケーキが紹介され足を運んでみたくなります。

ながの情報内のブルカブック、イベントカレンダーでは2月27、28日に行われます。「聞こえのご相談会」のご案内をしています。
詳しいイベントの内容は後日、皆様にご案内を致します。

加盟店紹介欄にはバンクバー冬季五輪に出場されている多くの選手に支持をされているOakleyのご紹介をしています。メガネのいとう本店、川中島店、FACEジャスコ上田店のみでのお取り扱いです。
  


聴力測定場所は

新しい補聴器を試聴したいというご希望を頂き聴力測定をしたのですが、以前の聴力データとかなり異なります。お客様自身は聴力が落ちていることを自覚していますので納得されていますが不自然な結果が出ました。

その時に聴力測定した場所は一般的なお部屋です。テレビなどを消して確かに静かなのですが聴力測定室とは異なり多少でも音が聞こえてきます。
お客様にお願いをして「メガネのいとう本店」の2階にあります補聴器コーナーまでお越し頂く様にお願い致しました。

そして、後日ご来店いただき時に再度聴力測定をさせていただいた結果、前回の一般的なお部屋での測定結果と異なる結果が得られました。
予想通りに低音部の値がだいぶ異なり前回の結果を基に補聴器のフィッティングをしても良い結果が得られなかったと思います。

補聴器をお使いいただく前提として聴力測定は重要なファクターですので聴力検査室での測定は必須だと思います。
  
タグ :聴力測定


乾燥剤

Posted by ウサギの耳. 2010年02月11日17:38 | Comment(0) | 補聴器
普段から丁寧にお使いいただいても高齢のお客様の場合、小さな耳垢進入防止の部品の交換はご自身では困難な場合も多く全てのメンテナンスが出来ないく、定期的にご来店されるお客様も多くいらっしゃいます。

店頭での補聴器のメンテナンスは、補聴器のクリーニングの他・点検・真空乾燥そして聞こえの微調整を行って補聴器をお返しする場合もあります。

多くのお客様は、お休みの時は乾燥ケースに補聴器を保存されています。お客様から「乾燥剤まだ使えますか?」とたずねられる場合もあります。乾燥剤はブルーから薄くなりピンクなりと乾燥剤としての効果がなく取り換える必要があります。

しかし、高齢になりますとブルーからの色の変がわかりにくいお客様が多いことを気が付きましので定期的な交換が必要なのかもしれません。
  


ベストセラー耳穴式

Posted by ウサギの耳. 2010年02月10日18:32 | Comment(0) | 補聴器
コルチトーン補聴器のTH-900はTH-98と共にアナログ補聴器時代、既製の耳穴式補聴器のベストセラーの機種です。発売されてから時代に合わせて改良もされたと思いますが、大変に長い期間販売をしていたのですが、現在はデジタル補聴器全盛になり両機種共に姿を消しました。

しかし価格的に手頃だという事もあるのでしょうか?TH-98・TH900共に1人で数台使用されているお客様も多く、いらっしゃいます。先日もTH-900を愛用されているお客様が同じ機種をとご希望を頂き、TH-900の後継機種のTH-9000をご紹介いたしました。

TH-9000は耳穴式既製のデジタル補聴器です。デジタル補聴器なのですがパソコンで音 質を調整は出来ません。調整はボリュームのみです。
しかしアナログ補聴器と異なる点はハウリングキャンセラーが搭載されています。ある程度までのハウリングを抑えることは可能なようです。

TH-9000
価格 1台 ¥68,000円 (非課税)
  


修理の費用は

Posted by ウサギの耳. 2010年02月06日17:00 | Comment(0) | 補聴器
補聴器をお使い頂いている多くのお客様は補聴器がないと日常生活に支障を来す事も多くあると思います。補聴器も精密機械ですから、取り扱いを丁寧にされ、時々メンテナンスをされてもトラブル・故障することもございます。

補聴器を新たにお買い求め頂いた場合メーカー、機種によって異なりますが一般的なデジタル補聴器は2年間、アナログ補聴器は1年間のメーカー保証期間があります。

メーカーから補聴器の寿命は5年をめどにと言われております。しかし一般的に5年以上お使い頂いております。補聴器を長年ご愛用頂きますと故障の頻度も多くなってきます。

一般的なデジタル補聴器をメーカーに修理を依頼しますと各メーカー、修理箇所により費用は異なりますが主要部品を交換しますと20,000円前後からになります。中でもアンプを交換が必要となりますと非常に高額になります。
補聴器のメンテナンスの仕方によって故障の頻度も違いが出るようです。

  
タグ :修理


チャンネルとメモリ

Posted by ウサギの耳. 2010年02月03日17:29 | Comment(0) | 補聴器
お客様にデジタル補聴器のカタログをご覧に頂いて同じ機種でも「9チャンネル4メモリ」又は「6チャンネル3プログラム」と書いてあり、何を表現しているのか疑問をお持ちになる方が多くいらっしゃいます。

数年前までのデジタル補聴器は2チャンネルの補聴器が多かったのですが、現在はマルチチャンネル化になりチャンネルフリーというデジタル補聴器もあるようです。
チャンネルとは人それぞれ難聴のパターンが異なりますので、2チャンネルですと低音部と高音部を別々に調整できます。
チャンネル数が多くなると、きめ細かな調整が出来ます。ただ難聴の全てのお客様がチャンネル数が多い方が必ずしも良いとは限りません。

4メモリ、メーカーによってはプログラムと呼ばれています。音の環境によって補聴器の設定が変えられるという機能で、日常生活・会議・電車の車内など、プログラムを切り替える事が出来ます。
設定したプログラムをお客様自身で切替て頂くのですが、お客様のライフスタイルによってはプログラムの切替が必須でない場合もあります。

また自己学習によりプログラムを周囲の音環境により自動的に切替える補聴器も発売されています。
  

更新しました

Posted by ウサギの耳. 2010年02月01日21:28 | Comment(0) | 資格制度
認定補聴器技能者更新時講習が昨年の9月にお台場で行われ先日、テクノエイド協会から認定補聴器技能者証とIDカードが送られてしました。
早速メガネのいとう本店の2階にある補聴器コーナーにある前回の技能者証と交換いたしました。

認定補聴器技能者は5年に一度更新する必要があり、5年間に補聴器に関する講習会出席も義務づけられています。私は今回は2回更新致しました。この資格を取得して10年、資格取得為に本格的に勉強をし出して15年くらいになると思います。

デジタル補聴器の進化のスピードが非常に速く、それに伴って商品も数ヶ月単位で新しい機種が発売されますので、私達、補聴器の販売、フィッティングに携わる者はは常にレベルアップする必要になります。