音が聞こえるには

音が聞こえるには音が聞こえるには音が鼓膜から脳に伝わり始めて音を認識します。音の通り道を紹介いたします。
最初に鼓膜。鼓膜は楕円形で少し凹状になっていて大きさは高さ9mm、横8mm位で厚さはテッシュペーパーくらいの厚さですが非常に強く3層になっている文献に書いてあります。
子供の鼓膜は弾力があり、大人になるにつれて厚く固くなるようです。外耳と中耳との間に耐水性で密閉性の高い膜を作っているとのことです。

音の振動は音響エネルギーですが、耳界と外耳道の共鳴で音が強められ鼓膜はこの振動で内外に動き鼓膜は中耳でつち骨・きぬた骨・あぶみ骨(まとめて耳小骨と呼ばれてます)につながり更に振動を強められて蝸牛に振動を伝える構造になっているようです。鼓膜に小さな穴が開いただけで10~15dBも聴力が落ちるようです。

鼓膜は外耳道が曲がっていますので簡単に見ることは出来ませんが、オトスコープという道具を使う事により見ることが出来ます。一般的に半透明で白っぽい色をしています。先日行われた補聴器の社内講習会でもお互いの鼓膜の色を確認していただきました。

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