考え方と聞こえ

補聴器メーカーにより考え方が異なり、言葉の聞き取りを重視し語音を強調して言葉の明瞭度を上げることを重視しているメーカー。日本語を重視したフィッティングで多少明瞭度が落ちても聞き心地を重視していると思われるメーカーもあります。
同じ聴力でも異なるメーカーの補聴器を独自のフィッティングソフトを使い自動調整をしますので音が微妙に異なります。

試聴をしたお客様に聞こえについてお尋ねしますと、「どれも良く聞こえると」と評価して頂くお客様もいらっしゃいますが「どちらも同じように聞こえるが、先に聞いた補聴器の方が言葉はハッキリ聞こえるが1日使うと疲れるかもしれない。後で聞いた補聴器の方が言葉のメリハリは多少落ちるが楽に聞こえる。」こうした評価を頂く事もあります。

聴力検査により同じ機種でも上位クラスの補聴器でないと、言葉のメリハリが落ちて聞きにくい場合もあります。長く使いますので値段だけでなく満足して頂ける補聴器をお選び頂きたいと思います。