雑音のない場所

少し難聴のある方に話しかけても、ほとんどの場合トンチンカンな返事しか帰ってこなくて「駄目だこりゃ」と思って、聞こえないと思って他人と話していると全部理解していて驚かさる事もあります。そして本当に難聴があるのか?(聞こえないふり)をしているのでは疑問を感じる事もあります。

老人性難聴だけではないのですが、雑音の多い場所での会話、ホールなどで音が響くような残響音のある場所は、会話音を雑音で覆い被して聞こえなくしてしまいます。同じ様に残響音があると響いている間に次の言葉が消されてしまい言葉が消されてしまいます。

しかし難聴があっても静かで会話を妨げる雑音のない場所の会話は意外とよく聞こえます。中等度の難聴のあるお客様でも静かな店頭では補聴器なしでも会話は成立します。そして「あなたの様に話してもらえば補聴器はいらないが・・・・」私の話し方より、会話をする場所によって言葉の聞き取りは随分と異なると思います。